誰がために医師はいる - クスリとヒトの現代論 -

もっとも共感したのは、「この世には良い薬も悪い薬もなく、あるのは薬物の良い使いかたと悪い使いかただけである」という点である。

放射能物質にしたって濃度の問題である。

ちなみに薬物の中で最も心身の健康被害が深刻なのは、大麻などではなく、間違いなくアルコールであるということだ。

我々は「覚せい剤やめますか?人間やめますか?」というキャッチコピーに”マインドコントロール”されている可能性がある。行き過ぎた予防啓発は新たな差別・偏見を作り出す。