希林さん

娘の也哉子に伝えたこと

1.人と比べない

2.おごらない(偉ぶらない)

3.いつも平静でいる

4.人生を楽しむ

 

希林さんは上記を実践していた人なんだなと思う。

 

失敗なくして成功なし 

オバマの演説より

J.K. ローリングのハリー・ポッター第1作目は12回も断られた後にようやく出版された。


マイケル・ジョーダンは高校時代のバスケットボールのチームから外されていた。
彼は現役選手時代に何百もの試合に負け、何千ものシュートを外した。
しかし、ジョーダンはこう言った。「私は何度も何度も何度も、くり返し、人生において失敗してきました。だからこそ私は成功したのです」。

難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!

とにかくすぐに反応し、会話を続ける。自分がいいやすい表現、特に汎用性の高い表現をいくつか持っておく。

 

犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉 出口保行

子どもに対峙して正直に話すことで、親に対する信用と、自分に関心をもたれているという感情がわく。
あまりに道徳的あるいは常識的な人間をもとめない。完璧な人間はいない。
正解はないが、これをやると問題がおこりやすくなるということはある。

稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか

稲盛さんがどういう人であったか、実際お会いしたことはないのでわからないし、氏に対する評価はいろいろあるようであるが、おそらく経営を含めて自他ともに厳しかった方なのだろうと思う。

書かれていることは至極まっとうで立派なことが多い。非科学的なこともいろいろ書かれているが、100%間違いとも言い切れない。

この本では、人生の目的をよく理解できたような気がして、最近読んだ本の中では自分にとって非常にためになる本であった (他の人にとってはもちろんどう感じられるのかはわからないが)。

人生にとって価値あるものは、現世を生きた時に作り上げた人格、人間性、魂だということだ。「 つまり、人間性を高めるためにわれわれは現世で生きている」(心を高める)のだということ。これだけで十分に感じた。

「事業で成功する、学問で博士号を取る、組織で高い地位に就くなどということはあまり価値がない」(それは言い過ぎかも知れないが、少なくとも最終的な目的ではないということである)。

 

人生の目的は人間をつくること。

 

善きことを思い、善きことを行うことによって運命の流れをよき方向に変えることができるという意見は、中野信子の「運のいい人」と似たような意見だと感じた。

 

科学がつきとめた「運のいい人」 中野 信子

魚 の マンボウ は 一度 に 約 2 億 7000 万 個 の 卵 を 産み、 この うち 親 に なる まで 成長 できる のは 1 ~ 2 匹 。 適者生存 で 考える と「 生き残っ た 1 匹 は ほか の 2 億 6999 万 9999 個 の 卵 より 環境 に 適し て い た の だ」 となり、 運 者 生存 で 考える と「 生き残っ た 1 匹 は ほか の 2 億 6999 万 9999 個 の 卵 より 運 が よかっ た の だ」 と なる。適合 性 が あっ た と 考える のは 奇妙 で、この 1 匹 が 生き残っ た のは、 まさに、 運 が よかっ た から。 長い 時間 や、 種 全体 の 存続、 といった マクロ 的 な 視点 から みる と、 やはり 適者生存 説 は 現象 を うまく 説明するが、人間 の 一生 くらいの 短い 時間 や、 比較的 少ない 個体 数 といった 集団 の 規模 での 現象 を 観察 する と、 運 者 生存 が 当てはまる ケース が 少なくない。

運・不運 という のは、 だれ の 身 にも 公平 に 起き て い て、 その 運 を どう 生かす かに 少なくとも 人 は 主体的 に かかわっ て いける、 という のが 筆者 の 考え。

つまり、運を逃しやすい人、つかみやすい人にはそれぞれ共通の行動パターンや考え方があり、単に運がない、運に恵まれているのとは違う。

 運の本質が何かということはこの本からは理解しがたいが、運をできるだけつかむような生き方をすることが大事だということは理解できる。

すなわち、「自分を丁寧に扱うと同時に、他者を思いやる気持ちももっている。他者とともに生きることを目指している。総じて言うならよりよく生きている。」ということだ。秩序が壊れている所はさらに秩序が乱れやすい(割れ窓理論)。

ちなみにセロトニンドーパミンノルアドレナリンを分解するモノアミン酸化酵素の分解の度合いは遺伝的な個人差があり、分解の度合いが低い女性の脳は幸福を感じやすいが、あまり分解の度合いが低いと援助交際のような反社会的行動を取りやすいともいわれるそうだ。(これは遺伝的要素であり、運そのもののようにも思う)。男性の場合は攻撃的な性格になりやすいらしい。弁護士や交渉人などが向いている。自分の特性をしり、最大限に生かすことも運を呼び寄せるための条件らしい。

自分は運がいいと思い込む。
運のいいひととかかわる。
良い妄想をする。
適度なストレスをもつ。高すぎても低すぎてもパフォーマンスが下がる。
簡単にゲームから降りない。
十分に準備をするなど。