スプーンストロー

昨日喫茶店で、久しぶりにコーヒーフロートをたのんだら、ストローしか入っていないので、一瞬店員にスプーンを頼もうと思った。だが、すぐに理解し思いとどまった。そう、世の中にはスプーンストローというものがあることを思い出したのだ。いったい誰が最初にこれを思いついたのであろうか。最初に考えた人は天才だ。ネットで調べた限りではでてこない。1980年代頃から出回ったそうだが、誰かはわからずじまい。アコーディオン型の途中で曲がるストローは下町のストロ-工場のおじさんが発明したそうだが、これも特許申請をされなかったので、誰でも生産出来るそうだ。仕事人のちょっとした工夫というか、矜持というかそういうものなのだろう。

特許に関しては、いろいろな考え方がある。会社や会社員の存続に関わるようなものはやはり特許を申請すべきだと思うし、世の中の人にできるだけ広く使ってほしいと発明した本人が考えれば、特許を申請しないだろう。どのようにするかは発明した人の特権であり、他人がとやかく言う話ではないと思う。

どなたかは存じませんが、日本のコロンブスさんたいしたもんです。