コルトナの朝、雑談

最近年をとったためか、クラッシックに回帰している。仕事帰りはドラマを見るより、クラッシックを聞きながら帰るのが楽しみなこの頃だ。仕事の疲れが癒され、気分転換となる。音楽はほとんど素人だが、チャイコフスキー(祖先はウクライナのコサック)は天才だと思う。

 (余談だが、ロマノフなどの~フは、ロシア語で息子の意味、プーチンなど~インもロシア系らしい。ウクライナでは~ンコが息子の意味となるらしい。であるから~ンコはほぼウクライナ系である。~スキーは「一族の」という意味で、元々ポーランド系に多いらしい。)

 最近は特に辻井伸行氏のピアノにひかれている。Nobuyuki Tsujiiはすでに世界的なピアニストで、どこにいっても高い評価を得ているが、音楽を楽しむ姿勢、奇を衒わない演奏で、即興的にオーケストラと合わせた自然な演奏ができるのが魅力なのだと思う。専門的なことはわからないが、特に高い音の響き、なんと表現したらいいのかわからない音のきらめきが印象的だ。もちろん練習のたまものともいえるが、長時間楽しんで演奏できることがそもそも才能だ。古典的なクラッシック曲ももちろんすばらしいのだが、彼のオリジナル曲であるコルトナの朝が個人的に好きだ。とても美しい曲で、今の所何度聞いても感動を覚える。