8・12日航ジャンボ機高天原山墜落事故

昨日は触れずに終わってしまったが、やはり触れざるを得ない。関心のある人なら詳細を知れば知るほどおかしいと感じ、単なる事故とは思わないだろう。本年6月にレコーダー開示訴訟が、またも東京高裁で棄却された。逆に隠ぺいに対する疑念がますます確信に近づくように思う。

 

 

灯油の一種であるケロシンという、引火点が37°から60°のジェット燃料が、湿度の高い夏山の広大な空間にばらまかれたとしても遺体は炭のような状態にならない。  

ガソリンよりも引火点が高く不純物も少なく発火温度は220°で灯油の一種と答えた。するとそれはおかしいという返事だった。あの日、あの時の臭いはガソリンとタールの混ざったような蒸した臭いだった、という。 

重要な証拠物の圧力隔壁が現場でほぼそのままの状態で見つかったのにもかかわらず、遺体収容や搬出困難といった理由で日米合同調査の事故調査委員が来る前日の15日に自衛隊が大型電動カッターで5分割にしてしまったのはなぜか。 

元村長 黒澤丈夫氏「あの夜上空を飛んだ飛行機の中には事故機がこの下で燃えていると視認した者もいる。方法も技術もある。なのになぜ10時間も墜落位置を特定しなかったのか。そこに公的な責任感による位置を追求する動きや、そこが何処と特定する公的意思がまったく働いていなかった!そう断言せざるを得ない」