ハダカデバネズミ

 

その名の通り、裸で出っ歯にみえるネズミだが、哺乳類では数少ない真社会性(不妊の階級を持つのが特徴)(この言葉も初めて知った)をもつ生き物らしい。 

とても長寿であることも特徴で、理由がさかんに研究されているようだ。細胞の分裂速度が遅く、かつがん抑制遺伝子の濃度がかなり高いそうだ。低酸素状態にも非常に強いらしい。人などでは細胞が老化すると体内に蓄積して様々な障害を引き起こすが、ハダカデバネズミでは老化細胞はさっさと死んでいき、他の細胞に障害を起こしにくいことがわかってきた。

 細胞までも社会性を有するのか!何という動物。地球外では人間よりも生き延びるのかもしれない。

ハダカデバネズミ (いらすとや)