祇園祭

 

今月いっぱい開かれるらしい。日本の三大祭(大阪天満宮天神祭りと神田明神神田祭;いずれも神社と関係)の1つに挙げられる祇園祭は、平安時代前期の869年、京で疫病が流行した際、神泉苑に当時の国の数にちなんで66本の鉾を立て、八坂神社の神輿を迎えて災厄が取り除かれるよう祈ったことが始まりとされる。前祭は7/14、後祭は7/24で、現在34基の山(天辺が太刀など)と鉾(天辺が松など)があるらしい。そんなにたくさんの山鉾があるとはしらなかった。それらが八坂神社の近くの一つの町に一つずつあり、所有している町は固まっているようだ。山鉾の装飾品は美術品でもあり、各町は競いあっているようだ。そのため莫大な費用が掛かるが、それらの町には三井や伊藤など財閥がすんでいて(今もお金持ちが多いのかもしれないが)、それが可能であったようだ。お囃子で悪霊を呼び寄せ、太刀で悪霊を退治し町を清めるという意味があるらしい。松なども邪気を払う意味があるよう。本番は実はその後八坂神社から出る3柱をのせた神輿らしい。知らないことがいろいろある。

ちなみに山鉾の回転は見せ場のようだが、迫力でいえば、七尾のでか山の回転にはかなわないだろう。