共同行為

NHK Eテレの「ロッチと子羊」をたまに見るが、ためになることが多い。今日は和辻哲郎の考えが紹介されていた。

行為は常にすでに共同的なものであり、自分だけの行為は存在しないということである。失敗も成功も共同行為であり、自分が1番をとったり、賞を獲得しても、自分だけで成し遂げたものではないし、また、1番になれなかったり、賞を取れなかったとしても、自分だけの責任でもない。人間は「じんかん」と読むらしい。

 

人と比較したり、うらやんだりすることがあまり意味のないことに思えてくる。